スキンケアを全オーガニック化したら、肌質改善した話
こんにちは。食や自然療法について発信しているpricoです。
今日は、私が「スキンケアを全オーガニック化したら肌質改善した話」について書こうと思います。
肌って、体型と同じように女性のメンタルをものすごく左右するんですよね。
美肌の作り方をレクチャーしているYouTuberのコメント欄を見ていたところ、「肌荒れで誰とも会いたくない」「ニキビがひどい、もう死にたい」などのコメントがたくさん書いてありました。
私は死にたいとまで思い詰めたことはさすがにありませんが、やっぱり少し肌状態が悪いだけでテンションが10倍くらい下がります。
私はここ2年位肌荒れもしなければニキビも出来ませんが、それ以前(24~25歳にかけて)は何をしても肌が乾燥でガサガサでした。
そんな私の肌を変えたのは、興味本位で始めたオーガニックスキンケアでした。
そこで今日は私が行ったオーガニックスキンケアのことや、オーガニックスキンケアはなぜ良いのかなどについてお話したいと思います。
興味のある方は是非読み進めてください。
スキンケアをオーガニックにしたら、肌質改善した話
※始めに言っておきますが、この記事はオーガニック以外の商品を否定するものではありません。
人によって肌質が違いますし、オーガニック化粧品が合わない方もいる事も承知の上で書いておりますのでご了承下さい。
肌質改善する前のスキンケア方法
私が肌荒れについて意識し始めたのは、ちょうどお肌の曲がり角と言われる24~25歳の時でした。
それまでも乾燥肌だったのですがこの頃急速に荒れ始め、冬の寒い時期にはTゾーンの皮がむける位でした。
その頃の私のスキンケア方法はというと、
- 市販のクレンジングフォーム(メイク落としと泡洗顔が一緒になったもの)
- ハトムギ化粧水
- 母の使っていたオールインワンタイプのジェル状クリーム
という、結構あるあるな感じでした。
その他には、知識がなかったので何故かクレンジングフォームの後にまた石鹸で洗顔をして肌を突っ張らせていたり(泣)
メイクアップにはメイベリンのBBクリームやジルスチュアートのリキッドファンデを使っていました。
ジルのリキッドファンデは大好きだったのですが、合わなかったのかスキンケア方法に問題があったのか、急速に乾燥が進んでしまったんですね。
スキンケアをグレードアップするも値段が高くて続かず
乾燥しすぎでTゾーンの皮がめくれているのを見て、このままじゃヤバイ!と思った私は化粧品カウンターへ向かいました。
その時はIGNISだったのですが、すごく良かったもののその時の私には値段が高くて続けられず、結局肌質改善まで至りませんでした。
たまたま手に取った本から運命が変わった
そんな時、本屋でたまたまこちらのナチュラルコスメについての本に出会いました。
スキンケアや化粧品の知識に乏しかった私は、「え、化粧品って自分で作れるの!?」という驚きがまず最初にありました。
しかも本に載っているコスメには「卵黄・酢・オリーブオイル」「アボカド・太白胡麻油・ハチミツ」という、スーパーですぐに手に入るような材料で作れるものもあったので、これなら自分にも出来そうだと思って購入しました。
これが私の運命を変えることになったのです(大袈裟?笑)。
ガサガサ肌からつるつるモチモチ透明肌に
始めはスーパーで買える食材で出来る簡単なパック作りから始めたのですが、段々楽しくなって来て、ネットでクレイや植物オイルなどの材料を購入し、色々なレシピを試すようになりました。
シアバターやミツロウに精油を混ぜたクリーム、2週間天日干ししたゴボウと日本酒で作った化粧水、カカオバターで作ったチョコレートの香りがするボディクリーム。
どれもスッと肌に浸透し、何より肌と嗅覚を伝って全身が自然の力で癒されていくのを感じました。
そしてやっていくうちに、いつの間にか肌の乾燥が気にならなくなっていたのです。
それどころか、あんなにガサガサだった肌はいつでも潤ってつるつる、もちもちに。
前は肌の色もくすんで見えましたが、明るく透明感が出るようになりました。
周りの人にも「肌綺麗だね」と言われることが多くなり、テンションが上がりました(笑)
「私にとってのスキンケアの正解はこれだ!」と思い、そこからアロマやハーブを使った自然療法・植物療法にもハマッていきました。
オーガニック化粧品を扱う会社へ転職
ちょうどその頃新卒で入った会社を辞めようか迷っていた私は、自分の興味と直感の赴くままに、オーガニック化粧品や精油を取り扱う会社へ転職することを決めました。
今では時間やコストの関係で自分でコスメを手作りすることはあまり無くなりましたが、社販でオーガニック化粧品を安く買えるため、その恩恵受けまくりです(笑)。
とにかく、スキンケアを自然なものにした時から今までの2年間、一度も肌荒れもニキビもありません。
日中の乾燥が気になることもなくなったし、冬でも問題なしです。
私はもともとアトピー肌・乾燥肌・敏感肌なので、こんな私でも改善するんだなぁと感動しました。
以上、スキンケアをオーガニックにしたら肌質改善した話でした。
続いて、なぜオーガニックスキンケアが肌に良いのかについてお話していきます。
オーガニックスキンケアとは
オーガニックスキンケアについて、今日は少しだけお話します。
植物の生命のパワーを使ったスキンケア
オーガニックスキンケアとは、薬効の豊富な植物を使うスキンケアのことを指します。
もともと植物は古代の文明から宗教儀式や魔除け、メイクにも使われてきました(メイクはもともと魔除けから始まったそうです)。
植物の薬効によって傷や病気を治したり美容に使うことなどを植物療法と言います。
植物の力は人間の病気を治し、自然治癒力を高めるものとして人々に愛され重宝されてきました。
その歴史の過程で、植物の持つ薬効や危険性も解明されてきました。
皮膚常在菌のはなし
「皮膚常在菌」って聞いたことありますか?
腸内に善玉菌や悪玉菌という細菌が住んでいるように、実は肌の中にもたくさんの常在菌が住んでいます。
これらの常在菌は肌への異物や別の細菌の侵入を防ぎ、また肌のキメの整い方やハリを維持するものでもあります。
皮膚常在菌は、人間の皮脂や汗をエサとして活動しています。
外から有害な物質が入って来ないように肌にバリアを張ったり、活性酸素を分解して肌老化から守る役割も果たします。
つまり肌を健康に綺麗に保つためには、皮膚常在菌を常に元気にしておかなくてはならないのです。
市販の化粧品とオーガニック化粧品
植物を使ったオーガニックの化粧品は素晴らしい物ですが、作るのに手間もコストもかかります。
そこで、植物の化学成分を真似て石油を科学合成し、安価に作り出そうとしたのが市販のケミカルコスメです。
ケミカルコスメは価格が安く即効性があるのがメリットですが、合成界面活性剤や防腐剤、乳化剤などが含まれているため肌への刺激は強いです。
そのため肌を過剰に洗い過ぎてしまい、皮脂や汗が過剰に取り除かれてしまいます。
そうなると皮膚常在菌のエサが減ってしまい、細菌のバランスが崩れてバリア力が低下し、ニキビや炎症など様々な肌トラブルを引き起こします。
反面、自然の植物を使ったオーガニック化粧品は即効性はあまりありませんが、肌の機能を妨げることがありません。
植物の分子はとても小さいため肌の奥まで浸透し、土台から肌を育て上げます。
肌の土台が整うとターンオーバー(肌の生まれ変わり)の周期も安定するため、肌トラブルを回避できます。
以上、本当にザックリでしたが今日はここまでにしておきますね。
また次の記事で、より深くオーガニック化粧品と市販の化粧品の違いについて触れていきたいと思います!
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