過食症は病院に行かなきゃ治らない?
こんにちは!
過食症との向き合い方や、ダイエット・スキンケアについて発信しているpricoです。
今日は、
過食症は病院に行かなきゃ治らないのか?
というテーマで書きます!
過食症で苦しんでいる方、病院に行くべきか迷っている方は
是非読んでいただければと思います。
- ■過食症は病院に行かなきゃ治らない?
- ■過食症を治すために私がしてきた3つのこと
- ■1. 「過食をする自分は1ミリも悪くない」を貫き通す
- ■2. 過食の原因と向き合い、問題を解決する
- ■3. 食事を変える
- ■最後にメッセージ
■過食症は病院に行かなきゃ治らない?
あくまで私なりの結論ですが、
ある程度は自力で治せる
と思っています。
というのも、私自身が非嘔吐過食症になって3年目なのですが
今まで一度も病院には行っていません。薬も飲んだことがありません。
行かなかった理由は、
単純に面倒くさかったから(笑)
病院までの移動がストレスだし、
お医者さんや薬と合わなかったら
そのストレスでまた過食しそうだなーと思って行きませんでした。
それでも、日々の考え方や生活習慣を少し気を付けるだけで、
年々過食の頻度を減らすことが出来ています。
ひどい時は週5~6回も過食をしていたのですが、
今では多くても週1~2回に抑えられています。
(現在コロナによる自粛で仕事も休業なので、
過食の動機となるストレスが少ないのもありますが)
■過食症を治すために私がしてきた3つのこと
ここでは過食症完治とまではいかないけれど、
過食症になり始めの3年前よりは格段に頻度と量が減った私が
過食症を治すためにしてきたことについてお話します。
先に言っておきますが、これはあくまで私の経験であり、
症状が重度な方や、拒食症、嘔吐を伴う過食症などの方は
もちろん通院が必要な場合もあると思います。
ご紹介する方法は、
どれも一人で今から出来ることです。
中にはお金がかかることもありますが、
過食に費やすお金に比べたら何てことありませんし、
何よりも自分の成長につながることです。
上にも書いた通り、私は一度も病院に行かずに
症状を軽減することが出来ています。
嘔吐を伴う過食症だった人でも、
セルフ治療だけで治した人も何人か知っています。
ただ通院するにしろしないにしろ、
治すのはその人自身です。
通院が必要な方だとしても、
心の持ち方や生活習慣は自分で変えていく必要があるので
少しは参考になるかもしれません。
なので、興味があったら読んでみてください!
■1. 「過食をする自分は1ミリも悪くない」を貫き通す
あなたは、好きで過食症になりましたか?
違いますよね。そんな人、一人もいないと思います。
これはまた別の記事で書こうと思うのですが、
過食症になる原因には生まれ持った
自分の性質・性格、遺伝、親子関係、ストレスの感じやすさなどなど、
自分ではコントロール不能or難しいことがたくさん絡んでいます。
ですが、過食症の人は「他の人は普通に食べることが出来ているのに、出来ない自分はおかしいんだ」と自分を責めてしまいます。自分を責めたストレスでまた過食するのです。
だから、まずは「自分が悪い」という考えを捨てましょう。自分を責めるのをやめましょう。
あなた好きで過食症になったんじゃありません。あなたは1ミリも悪くないんです。
■2. 過食の原因と向き合い、問題を解決する
先ほど、過食症の原因には自分の性質・性格、遺伝、親子関係、ストレスの感じやすさetc.があると書きましたが、過食症を治すためにはこの原因と向き合っていかなければなりません。
食事内容を変えただけじゃ治らないのです。
たとえばですが、
・自分の性質と性格
→生まれ持ったものであり、変えられないものです。
人と関わるのが好きな人もいれば、一人が好きな人もいる。パーティで騒ぐのが好きな人もいれば、私みたいに引きこもり生活が性に合う人もいる。
仕事をバリバリしてお金を稼ぐ人もいれば、最低限のお金で、日々のささやかな幸せを見つけるのが得意な人もいる。
あなたはどうですか?自分の性質、分かりますか?
自分の性質に合ってない生き方、してないですか?
それ、めっちゃストレスです。
分からなければ、まずは自分の性質を知りましょう。
自分の性質を知る方法は、また別記事で書きます。
・親子関係
→親の人格や価値観を変えることは出来ませんが、あなたの親との向き合い方を変えることは出来ます。
親子関係が苦しければ、家を出ることだって出来ます。
私の両親は特に教育方針がなく、子育てに一貫性が感じられませんでした。
私はいつも母親の機嫌に振り回されていました。
私が思春期の時に父親がリストラされ、母姑の関係も悪く、家の中の空気が不穏でした。
私を職場の愚痴のはけ口に使い、私はそれにウンザリし、貯めたボーナスで一人暮らしを始めることを決めました。
家にいると親の目線や機嫌を気にしてしまい、好きなことに集中できません。
今こうしてのびのびとブログを書いたり、自分なりに出来ることを見つけられているのも、思い切って一人暮らしを始めたおかげです。
親子関係ってものすごく根深いです。人のアイデンティティの根本にあります。
親子関係をテーマに書き始めたらキリがないので、これもまた別記事にしますね。
・ストレスの感じやすさ
→摂食障害になる人は繊細な感性を持っている人が多いです。
私はHSP気質でもあり、普通の人よりおそらくすごくストレスを感じやすい体質です。
人とのコミュニケーションが苦手なのを克服しようとバイト時代から接客業を選んでいました。
今年で10年目になりますが、最近ようやく
「外に出て人と関わるということ自体が根本から向いてない」のだと気づきました(遅いわw)。
上にも書いてますが、コロナ自粛で引きこもり生活を始めてから、ストレスと過食の頻度が一気に減ったのです。
ここでは結局何が言いたいかというと、
「あなたにとって安心できる環境を選んでいい」ということです。
私はこの自粛期間を機に初めて在宅ワークをしてみて、
ものすごく性に合うことが分かりました。
10年も接客業をやっているので、さすがに昔よりはコミュニケーションは取れるようになりました。
ですがHSP気質もあってやはりストレスを受けやすいし、他人の機嫌を必要以上に気にしてしまうのは変わりません。
HSPを言い訳にしているように聞こえるかもしれませんが、
私は仕事やコミュニケーションに関して
この10年間で出来ることは全てやって来ました。
ここで言っているのは、それでもどうにもならなかったことです。
そもそも昔から友達と遊ぶよりも一人でいる方が居心地が良かったのに、
「友達がいないのはおかしい」「外に出て人と関わらなきゃ」
「コミュ障だと生きていけないから何とかしなきゃ」
という謎の強迫観念から接客業を選んでいたのです。
(接客業をやらなければ最低限のコミュ力さえ無かったので、結果的にやって良かったのですが。)
今のお店では自分の好きなものを扱っているのでそこそこ楽しいのですが、
もともと人好きで接客が上手い人には勝てないのです。
だから、これからの働き方をどうするかを最近毎日考えています。
仕事のストレスがなくなれば、私の過食症は完治すると思っています。
それはさておき、
このようにして自分のストレス源を取り除くことによって
過食の頻度や量を減らすことが出来ます。
まだまだこの話題に関して書き切れないことが多いので、
別記事でアップしたいと思います。
■3. 食事を変える
過食症は食べ物やダイエットに関連する病気なので、すでに食事を工夫している人は多いかもしれませんね。
確かに食事の工夫も必要です。
過食衝動が起こった時に食べたくなりがちな
ジャンクフード・市販のお菓子・ポテチ・揚げ物などの多くは、
脳が快楽を感じるように作られています。
しかし、体には悪く中毒性があるのです。
さらに怖いことを言うと、脳にも悪影響です。
そんなこと言われたら、今現在進行形で過食をやめられない人は怖くなってしまいますよね。
そんなすぐには影響出ないので大丈夫ですよ(笑)
徐々に変えていけば良いんです!
過食をやめるためにストレス源を除いたり、自分の内面を変えることも大切です。
ですが、食事を変えることで改善するということも間違いないのです。
血糖値の上昇がゆるやかな低GI値の食品を選ぶことや、
糖質の量を減らしてタンパク質を増やすことは中でも重要です。
まずは、中毒性のある食品をやめていくことからですね。
このブログでは、そうした健康的な食事についてもどんどん書いていくつもりです!
■最後にメッセージ
ストレス源を取り除き、体を傷つける食事をやめた先には
素晴らしい世界が待っていますよ。
あなたの過食症は、あなたのズレに気づかせるために起きている。
それと向き合い、問題を解決することで、
あなたは成長し、不要な物を捨て、
より素晴らしい世界へ羽ばたける。
ストレスの多い現代社会で、多くの人が
わざわざ過食症になる意味はそこにあると思っています。
過食の症状は理不尽なものでも、恨みの対象でもありません。
ただただあなたにSOSのメッセージを送っている、
体のいたって正常な反応なのです。
まずは自分で出来ることから始めてみましょう!
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