ヴィーガンを始めることにした【完全菜食主義】
拒食症半年間、最低体重31kgまで落ちたのち反動で過食症になり、今年で3年目。
完治に向けて日々奮闘しているpricoです。
前回、一日一食生活、始めます。【過食克服日記①】という記事を書きましたが、そちらの続きです。
一日一食生活に加え、今回を機に前々から気になっていたヴィーガンに移行しようと思っています。
ヴィーガン(Vegan)とは、肉と魚を一切食べないベジタリアンの進化版みたいなもので
卵や乳製品を含む動物性食品も食べない「完全菜食主義者」のことを差します。
今回は、なぜ私がヴィーガンを始めようと思ったか、そのきっかけについてお伝えします。
食事で自分を変えることに興味のある方、
肉や魚が体質に合わないんじゃないかとうっすら感じている方など
ご興味のある方は読み進めてみてください。
ヴィーガンを始めることにした【完全菜食主義】
まずはなぜ私がヴィーガンを始めようと思ったか?
その3つの理由について書いていきます。
①体質的に肉が合わない気がする
現在私は28歳なのですが、20代後半になってから肉が体質的に合わないと感じるようになりました。
食べている最中は美味しくて幸せなのですが、食べ終わってしばらくした後で昔よりも疲労感や倦怠感、体の重さを感じるようになりました。
試しに数日間肉をやめてみると、その方が消化がスムーズに行われている感じがして心身ともにラクでした。
ですが、世間では「肉を食べた方が良い」「肉を食べないと力がつかない」という声があります。お肉ダイエットというものがあるくらいです。
流されやすいタイプなので、それを信じて「鶏のササミくらい食べとこうかな」と思って食べます。
するとまた調子が悪くなります。
こんな調子なので、「そもそも私は体質的に肉が合わないんじゃないか?」と思うようになりました。
②環境問題について学んだこと
先日、会社のオンラインセミナーで環境問題について学ぶ機会がありました。
「フードマイレージ」という言葉は前から知ってはいたのですが、そこで改めて詳しく学び、私の食事に対する考えが大きく変わるきっかけとなりました。
フードマイレージとは「食料の ( = food) 輸送距離 ( = mileage) 」のことです。
現在、日本の市場に出回っている精肉の多くは海外からの輸入品です。
海外から日本に肉が渡ってくるまでの輸送距離は長いです。
その間、多くの燃料が使われ、二酸化炭素がたくさん排出されます。
二酸化炭素が増えるとどうなるか?
ご存知のとおり、地球温暖化につながって深刻な問題がたくさん起きてきます。
さらに、これは初めて聞いた話なのですが、食用の豚や牛を育てること自体が環境問題に影響を及ぼしています。
というのも、食用の家畜を育てるには大量の飼料と水が必要で、自然の資源をたくさん消費します。
広大な牧草地を確保するために、二酸化炭素を吸収してくれる森林が失われなければなりません。
さらに、食べ物の消化に時間をかける牛は温暖化の原因となるメタンガスを吐き出すというのです。
こうなってくると、これから先も肉を食べ続けることについて疑問が沸いてきます。
③単純にヴィーガン食が美味しそうだから
最後は、単純にヴィーガン食が美味しそうだからです。
カラフルな彩りのサラダ、スパイスやハーブで味付けした肉の代用品となる豆類やナッツ、大豆製品。
新鮮なフルーツや豆乳のクリームを使ったヴィーガンスイーツは、見た目にも可愛くSNS映えします。
またヴィーガン食はカロリーも動物性食品に比べて低いし、血糖値の上昇もゆるやかなものが多くとてもヘルシーです。
お洒落でヘルシー、しかも最先端。これは女子受けもかなり良いと思います。
以上の3つの理由から、私はヴィーガンを始めることにしました。
ですが、調べていたところいきなり完全に肉や魚、卵や乳製品をすべて断つのは危険だそうです。
理由は、それらを食べなくなることによってタンパク質や鉄分などが不足してしまうためです。
始める前に、ヴィーガンの食事法について十分学んでおく必要がありそうです。
というわけで次回は「ヴィーガンの始め方」について記事にしようと思います!
今回はこのへんで。
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